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会社を設立することのメリットは？

会社形態にした方がメリットが大きいので、ビジネスを大きくしていくつもりならば、会社を設立することをおすすめします。

このように見てみると、個人事業を続けていくよほど特殊な事情がない限り、会社形態にした上でビジネスを続けた方が、取引先の評価も高く、資金面でも有利に営業をすることができると言えます。
　総合的なメリットは、会社組織にした方が断然大きいと言えるでしょう。

また、会社を立ち上げた当初は、営業・宣伝活動や仕入れに時間を割かれ、猫の手も借りたいほどだと思います。
　設立の手続代行を依頼することで、時間と労力の節約となり、スムーズに会社運営をスタートでき、おすすめです。

会社はどの種類を選択すればいいのでしょうか？

会社を立ち上げてビジネスをすることを決めたら、次は会社の種類を選びます。

会社の種類は大きく分けて次の４種類ですが、それぞれどのような特色があるのでしょうか。
まず会社の概要から見てみましょう。

　
• 株式会社
  　多くの出資者から資本を調達し、大規模な企業経営をすることを想定してつくられた会社制度。
　
• 合同会社
  　有限責任会社のみで構成する。利益配分や会社の意思決定を柔軟に設計できる。
　
• 合名会社
  　無限責任を負う社員のみでつくられる。人的なつながりを重視する。
　
• 合資会社
  　人的なつながりを持つ無限責任社員に加えて、出資者としての色合いが濃い有限責任社員も社員となる形で設立される。

※「社員」の語句は、会社設立など法律の場面では「会社の構成員」という意味で使われます。一般的な用語としての「従業員」の意味はありません。

また、各会社の特色を比較すると次のとおりです。

このように見ていくと、知名度が高く、また債権者に対する責任が有限責任にとどまる株式会社が、会社を運営しやすいため、実際の設立件数が最も多くなっており、おすすめすることができます。また、当事務所なら電子定款で手続ができますので、収入印紙代４万円がかからずコストダウンにつながります。

　株式会社の設立はこちらから

一方、上記の表のとおり、合同会社は、公証人による定款の認証が必要なく、認証手数料（５万円）がかからないという大きなメリットがあります。
　初期の段階では、できるだけコストを低く抑えながら、営業面の実力で将来大きく発展するイメージをお持ちの場合には、選択する価値は大きいでしょう。
　また、最近は、東南アジアに対する輸出業など、新興諸国に進出するビジネスを展開される方が増えておりますが、海外の方から見た場合、合同会社のネームバリューは株式会社に比べても遜色ありません。したがって、海外ビジネスを展開する場合、初期コストを削減するためにも合同会社を選択するのは有力な選択肢といえるでしょう。もし、将来的に株式会社でなければならない何らかの事情が発生した場合でも、株式会社への変更登記をすれば済むため、打開策もきちんと整っております（登記申請に最低額60,000円かかります）。
　こうしたメリットを踏まえて、最近は合同会社の設立件数が増加してます。

　合同会社の設立はこちらから

もちろん、柔軟性という意味では合名会社や合資会社も捨てがたく、設立時に資本金の払い込みをすることが会社設立の条件とされていないなど、メリットはあります。
　しかしながら、これらの会社は、出資者が無限責任を負うことになり、かつ会社内での結びつきが強すぎる分、閉鎖的と見られやすいため、社会的信用度が低く、現在、これらの会社をつくる人はほとんどいません。

公益的な事業を担いたいのであれば

一般社団法人・一般財団法人は、ボランティア活動など、公益的な活動をメインにしていくつもりであれば、ぜひとも選択すべき法人形態です。
　主務官庁から公益性があることのお墨付きを得れば、税制上の優遇を受けられる公益社団法人・公益財団法人となれるメリットがあります。これらの法人を選択する場合も当事務所にご依頼下さい。

＊一般社団（財団）法人は、得た利益を構成員に配当することができないことには注意が必要です。

許認可申請をあわせて行いましょう

産業廃棄物業、リサイクル業（古物営業）、建設業や飲食業など、事業を行うためには官公署から許認可を取る必要がある業態があります。当センターでは、許認可申請の代行も承っておりますので、お気軽にご相談下さい。

　産業廃棄物処理業の申請はこちらから